ドイツの浄水器メーカー「ブリタ(BRITA)」をご存知でしょうか?
最近ではTVCMも放映されており、ますます認知度が上がってきているブリタの新製品「fill&go Active」について徹底検証いたします!
目次
ブリタ(BRITA)とは?
1966年にドイツで創業された浄水器のリーディングカンパニーです。
日本では家庭用浄水器メーカーのイメージが強いですが、欧州では業務用のろ過システムの開発や製造も手がけており、お水の浄水技術に関して、かなりの強みを持っている会社です。
日本では2005年からBRITA Japan株式会社が設立され、家庭用浄水器の輸入販売を行なっております。
ブリタの製品について
❶ボトル型浄水器
❷ポット型浄水器
❸蛇口直結型浄水器
新製品「fill&go Active」の特徴
2017年に誕生した「fill&go」同様ボトル型浄水器の新タイプになります。基本的な性能は前モデルと大きく違いはないのですが、スポーツやアウトドアに特化した作りになっています。
容量は600mlまでお水を入れる事ができ、サイズは幅 7.5cm/奥行き 7.5cm/高さ 23.5cm、重量は146gとなっております。女性にとっては少し大きめに感じるのではないでしょうか。
❶持ち運びできる携帯型浄水器
カートリッジをボトル本体にセットして水道水を入れるだけで利用できるので経済的です。また浄水時間を待たなくても、水を飲むタイミングで浄水される構造が便利。
❷グッドデザイン賞受賞のオシャレなデザイン
いかにも欧州らしいスタイリッシュなデザインでカラーも選べる4色展開(ピンク、ブルー、ライム、パープル)です。
デザイン性が高い為、経済的であるにも関わらずオシャレに見えるのは良い事ですね。
❸マイクロディスク カートリッジ搭載
ブリタ史上最軽量の手のひらサイズを実現。超微粒活性炭500万個で構成されており、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分はそのまま保ちながら、塩素などの味や臭みに影響するJIS9項目の除去が可能との事です。
1日5リットルをろ過して4週間、500mlペットボトルで300本分をろ過できる優れものです。
気になる3つのポイント
(1)常温のみしか利用できない
4〜40度のお水が適温とされており、主に水道水を利用する為、基本的に夏はぬるく、冬は冷たい。
(2)除去物質が少ない
携帯型では除去物質が少なくJIS規格で9種類。ブリタは蛇口直結型でも10種類。またフィルタが常に一定の効果を発揮するのか懐疑的になってしまう。
JIS規格物質名 | ブリタ (fill&go Active) | ウォータースタンド (ナノラピアネオ) |
---|---|---|
遊離残留塩素 | ◯ | ◯ |
総トリハロメタン | ◯ | ◯ |
CAT | ◯ | ◯ |
2-MIB(かび臭) | ◯ | ◯ |
テトラクロロエチレン | ◯ | ◯ |
トリクロロエチレン | ◯ | ◯ |
ブロモジクロロメタン | ◯ | ◯ |
ジブロモクロロメタン | ◯ | ◯ |
ブロモホルム | ◯ | ◯ |
クロロホルム | × | ◯ |
総トリハロメタン | × | ◯ |
溶解性鉛 | × | ◯ |
(3)カートリッジの交換時期が分からない
液晶画面などがなく、いつからどれだけ使ったか覚えておくのは至難の技です。ブリタクラブに入会し、交換時期を知らせてくれるメールでのリマインダ機能もありますが、利用量なども一定ではないといけないので、実用的ではないと思います。
「fill&go Active」まとめ
浄水性能やフィルタ交換などで若干の不安は残るものの、画期的な商品と言えると思います。
ペットボトルを利用しなくなる事で環境的にも優しく、オシャレなボトルがライフスタイルをよりスタイリッシュにしてくれます。
しかもこれほど高性能なフィルタ1つがついて、ボトル本体価格が最安1,755円から購入できるのは素晴らしいと思います。
外出時 、お水の購入が増える今からの時期にピッタリの商品ですね。
個人的にデザインが好きなのは「fill&go」です。こちらもフィルタつきで最安1,500円から購入できます。
また最近では浄水性能が格段に上がったウォーターサーバータイプの浄水器もございますので、あわせてご検討されてみてはいかがでしょうか?
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